ユニットケアは、ただ区切っただけ、小規模にしただけでは成り立ちません。
認知症の影響で不安になる方が“落ち着ける”場所の提供。
それは、建物であり、家具であり、食事であり、という様に様々な要素があると思います。
そして、忘れてならないのは、“人”の存在です。
いくら物理的環境が整っても、その空間に本人に寄り添う人がいなければ本当に落ち着くことができるでしょうか。
その人に寄り添い、かかわりを深めていくことで心と心のつながりを持ち、本当の意味でのその人のニーズが分かっていくのではないでしょうか。
そしてその上で、本当の意味で“落ち着く”ことができるのではないでしょうか。